dafa888体育_dafa888备用网址-在线*娱乐场法学部では、PBL(Problem-based Learning:問題解決型学習)による専門性の高い地域活動等の実施を通じて、地域社会の課題についての理解を深めるとともに、問題解決能力等の向上を図り、社会人としての基礎力を高めることを目的とした授業である、「地域インターンシップB」を開講しています。
今年度は、江別市地域おこし協力隊の隊員(2名)のご協力のもと、江別市を対象として課題に取り組んでいます。
この度、同授業の一環として江別市元野幌にある米澤煉瓦株式会社(以下、米澤煉瓦)にご協力いただき、フィールドワークを実施しました。
江別市の名産品であるレンガを製造している米澤煉瓦は、日本で最も北に位置するレンガ工場を有する江別市を代表する創業80年以上の老舗企業です。
野幌丘陵から産出される良質な粘土を原料としたレンガは、明治期以降の北海道の近代化を支えてきた重要な建材です。
当日は、江別市の地域活性化にも力を入れておられる専務取締役の米澤秀則様より、レンガの歴史や建材としての特徴、製造方法等についてご説明をいただいたのち、工場を見学させていただきました。
レンガ特有のあの赤い色は原料の粘土に含まれる鉄分の酸化還元反応によるものであり、製造過程では酸素量や温度を微妙に調節することによって、レンガの色合いを変化させることができるそうです。
工場見学ののちには、学生から米澤様へ質問をさせていただき、レンガを通じた地域活性化について活発な意見交換がなされました。
今回のフィールドワークを踏まえて、いよいよ問題解決のための政策案(プロポーザル)の作成に移ります。
今回、ご協力を賜りました米澤煉瓦株式会社に厚くお礼申し上げます。