
大学院生から花束贈呈。笑顔の菊池先生。

講義の様子
最終講義のタイトルは「人生は不思議な出会いに満ちている」でした。
講義の前半では、心と現実がいかにつながっているのかについて、わかりやすい例を用いながらお話しいただきました。私たちが感じる現実は、心に張り付いた「とらわれ」や「憑きもの」、すなわち「認知の歪み」によって形づくられるものであり、それらがどのように作られていくのかを、ご自身の体験を交えながら説明されました。
後半では、心が世界とつながっている例として、共時性(シンクロニシティ)やセレンディピティ(偶然の幸運)といった現象を取り上げ、心が目に見えない世界とつながっているのではないか、心理療法家にはどのような姿勢が求められるのかについて語られました。
最後には、菊池先生の人生に訪れた12年ごとの節目の出来事が、どこか必然のように紡がれて、タイトルのとおり「不思議な出会い」に導かれていることが感じられました。
実はこの日(3月4日)は、菊池先生が心理士としての仕事を始めるきっかけとなった日鋼記念病院の恩師の命日でもありました。まるでそれは、仕事の節目を恩師に報告するかのような、菊池先生にとって大変意義深い日となりました。さらに、周囲の人々にも同日に関わる偶然が重なっていることがわかり、次の世代へバトンを渡す意味も感じさせる日でもありました。参加者もまた、このような不思議な巡り合わせに驚きを感じずにはいられませんでした。ちなみに、当日の講義室は304号室でした。
講義には、道内遠方からも多くの教え子たちが駆けつけました。
防災サークルのみなさんは菊池先生と一緒に本学を卒業し、それぞれの未来へと羽ばたいていきます。
菊池先生、これまで心理学部および大学院臨床心理学研究科のために、惜しみない愛情とご尽力を注いでくださったことに心より感謝申し上げます。

駆けつけたみなさん

防災サークルのみなさん