経済学科

伊達市で産業調査演習を実施

2012.09.14

お知らせ
伊達市で産業調査演習を実施
伊達市を対象地域として,8月9~11日の2泊3日で調査を行いました.
 
「産業調査演習」という授業を3,4年生を対象に毎年開講しています.座学だけではなく実際にフィールドワークに出かけて,地域の経済活動の実態や課題を学ぶための授業です.
 
その内容は,役場や企業,商店街や農業生産者等を訪問して聞き取り調査を行ない,その結果を年度末に報告書としてまとめています.
 
この授業のねらいは,学生たち自身に実際に人々が働いている現場を肌で感じてもらうこと,そして各地域が抱える問題点や課題を発見し解決に結びつけることができるような,社会で必要とされる実践力を養成することにあります.
 
今年度は伊達市で調査を行いました.伊達市は「北海道の湘南」と呼ばれるように道内のなかでも温暖な気候を活かした野菜作りが盛んな地域です.また,農業を基幹産業としながら,漁業,観光,福祉事業など多様な産業があり,近年まで人口が増加傾向にありました.今回の調査は,伊達市の農業調査をメインに考えていましたが,初めてフィールドワークに参加する学生が多かったため,地域経済を構成する様々な主体に着目し,多くの機関,団体から聞き取り調査をすることにしました.
 
市役所をはじめとする関係機関,団体,生産者の方々,お忙しい中大変お世話になりました.これから報告書を作成して,年度内に刊行いたします.
 
伊達市で産業調査演習を実施
伊達市で産業調査演習を実施
  • 発行日: 2012.09.14