経済経営学部「坂口ゼミナール」(2年7名 3年8名)は、9月7日(水)に、ゼミナールのテーマとしている「業種に特化した簿記とは」について、今回は農業の現状を知ることを目的として、長沼町にある中央農業試験場と栗山町にある小林酒造に出向き、研修してきました。予定では、先進的なことに取り組む農事組合法人への訪問も企画していましたが、新型コロナの関係で断念しました。中央農業試験場においては、北海道農業の現状を中心に、温暖化や国際情勢の変化、高齢化による担い手不足が大きく関わっていることを数値データからお話いただきました。小林酒造では、北海道米にこだわった酒造りから、地産地消への姿勢や、国内のみならず、世界でも勝負できる品質を追求することで、北海道のブランド価値を高めることを求めたいという積極的な経営姿勢を聞くことが出来ました。
このところ、「原価意識をもった農業経営」の重要性が取り上げられています。簿記が果たす役割が大きいことがわかりました。
- 発行日: 2022.09.08
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