近隣の小学生を対象としたイベント「親子で考えるエネルギー教室『一緒にたおそう!ムダヅカイモンスター』」を2月15日(土)に開催しました。
このイベントは、経済経営学部の魅力を伝える学生プロジェクト『
many answers project』と北ガスフレアスト、そして平岸高校の生徒さんが協働し、企画?運営しました。
平岸高校とのワークショップ
イベント開催準備として、2/6(木)に平岸高校で本番を想定したシミュレーションを実施。
家庭でのエネルギーの無駄遣いを「ムダヅカイモンスター」とし、モンスターをやっつけるにはどうしたらいいか?少しずつでも省エネを心がけ、モンスターを倒すヒーローになろう、という内容の書き込み式絵本を学生たちが作成し、その絵本をもとに当日のシミュレーションを行いました。
「この絵の中でのムダヅカイしているエネルギーはなんだろう?」「子どもから答えを引き出すにはどうしたらいいかな?」「想定していない答えが出たときに、どう対応する?」
大学生をファシリテーターに、話し合いは続きます。
各グループから省エネの工夫について発表し、イベントの進め方を確認しました。ワークショップに参加した北ガスフレアストの塩﨑さんからは、「このワークショップで省エネルギーに関する工夫や知識が深まったと思います。当日はみなさんも楽しんで!良いイベントにしましょう」とエールを受けました。
本格的な絵本にビックリ
イベントには、約50名のお子さんと保護者が参加。
入口で本学キャラクターのブラウニーと北ガスフレアストのマスコットであるフレアストくんが迎えます。
「わぁ!一緒に写真撮る~!」と子どもたちは大はしゃぎです。
最初に北ガスフレアストの塩﨑さんから「ガスとでんきのおはなし」があり、続いてムダヅカイモンスターをやっつけるためのワークが始まります。子どもたちは学生たちが作成した絵本を開きながら、家の中でエネルギーが使われている場所、ムダヅカイをしている場所、ムダヅカイをしないための工夫を書き込んでいきます。各グループには平岸高校の生徒さん、学生スタッフが配置され、優しく話しかけながらワークを進めていきました。
保護者からは「この絵本、学生さんが作ったのですか?内容も装丁も市販のものみたいですね!」とお褒めの言葉も。
ヒーローに認定!
ワーク終盤では、子どもたちが考えた省エネルギーの工夫を発表。元気に手を挙げて一生懸命話す姿を大学生や高校生のファシリテーターたちも笑顔で応援します。
司会の安宅さん(経営学科4年)から「みなさん、たくさん工夫してムダヅカイモンスターを倒してくれましたね。これでみなさんはヒーローになりました。ここでヒーローライセンスを差し上げます!」とのアナウンスに子どもたちは大喜び。ファシリテーターの大学生、高校生に名前を書いてもらったヒーローライセンスを手渡しされ、満足気な表情で保護者に「これもらったよ」と報告する姿が印象的でした。
地域イベントをもっと開催してほしい
参加者からは、「大学生、高校生が一生懸命イベント運営してくれて、親も楽しめました」「地域イベントを大学でもっと開催してほしい」「エネルギーのこと、知らなかったことも多かったので、勉強になりました」「子どもたちも喜んでいたので、参加してよかった」などのご意見をいただきました。
イベントのあとはペットボトルキャンドルづくり
エネルギーを学んだあとは、many answers projectのスタッフたちが企画した「ペットボトルキャンドルイベント」も行われ、子どもたちは思い思いの絵をペットボトルに描きました。
「モンスターもキャンドルも楽しかった!」と笑顔で帰っていく参加者を笑顔の大学生が見送る、充実したイベントとなりました。
経済経営学部の魅力を発信したいと結成したmany answers project。情報発信だけに留まらず、地域の活性化にも貢献しております。