研究概要
北海道そして日本の各地では、高齢化だけでなく人口減少に見舞われた過疎地域が多くなっています。高齢化や人口減少の地域では様々な地域課題が出現し、それを解決しないと住民たちの生活がしづらくなったり、生活できなくなったりします。そうした地域課題をこれまでは税金を原資にした政府や役所が解決してきましたが、税金の収入も伸びないため、地域課題も放置せざるを得なくなります。寄付を原資にした解決活動やボランティア活動による解決も限りがあります。そこで地域課題をビジネスで解決するソーシャルビジネスを人口が急激に減少する北海道内の過疎地で振興すれば、持続可能な地域になるという仮説を持ち、研究しています。