研究概要
コンピュータ上で行う大規模なシミュレーション研究では、必ず任意の確率分布にしたがう疑似乱数が超大量に使われている。近年進めている研究として、統計学の中心的確率分布である正規分布にしたがう乱数生成の研究を進めている。これまで特定の確率分布にしたがう乱数を生成するには、質の良い一様乱数をいかに入手?生成するかということ研究の中心を占めてきた。特定の連続型確率分布を近似した離散型確率分布を通して生成する方法の研究を進めていて、これは既存の方法より高速に生成することが可能であること等の証明などの基礎的研究を行っている。