本学の経済経営学部?経営学科では、2年次に開講される『専門ゼミナールI、II』、『プロジェクト実践I、II』(担当:河西邦人教授)を通じて、地域社会とつながるPBL(Project/Problem Based Learning)型の実践的な学びを展開しています。本講義は、学生が『ビジネス?コース』、『社会貢献コース』、『起業?経営コース』のいずれかを選択し、それぞれのコースに応じた学修に取り組む形で構成されています。
今回は、本学と連携協定を締結している[※1]北空知信用金庫(本店:深川市)からの依頼を受け、北空知地域および同金庫の魅力を発信する動画の制作に取り組む『ビジネス?コース』の活動の様子をご紹介します。
今回の動画制作は、北空知地域の魅力をより多くの人に届け、交流人口の増加や地域の活性化を図ること、そして北空知信用金庫の地域に根ざした取り組みを知ってもらうことを目指しています。
さらに、学生にとっては、広報の課題に向き合いながら、自ら考え動画制作を進めことで、企画力や伝える力などのビジネススキルを身につける機会となっています。
8月22日(金)、ビジネス?コースに所属する学生3名が現地にて取材を行いました。今回の取材においてメインとなる沼田町の夜高あんどんまつりをはじめ、ホロピリ湖や北竜町のひまわりの里、サンフラワーパーク、そして幌加内町の白い絨毯のそば畑など多くの場所を訪問しました。
スタートは北竜町ひまわりの里から(写真左:河西教授)
構図にこだわってベストショットを狙います
見ごろを迎えた白一面のそば畑を動画に収めています
夕方から夜にかけては、『沼田町夜高あんどん祭り』の会場で取材を行いました。会場では、北空知信用金庫が屋台を出店しており、同金庫業務グループ長の田中様から、北空知信用金庫が地域社会とともに歩んできた具体的な取り組みについてお話を聞くことができました。
学生たちは取材を通して、同金庫が地元のイベントに継続的に関わる姿勢に触れ、北空知地域に根ざした存在として、金融機関の枠を超えた役割を担っていることを実感したようです。
まつり名物の「喧嘩あんどん」
北空知信用金庫業務グループ長の田中様(写真中央)にインタビューする様子
北空知信用金庫と業務提携を締結している宮崎第一信用金庫の方々にもお話を伺いました
今後も学生たちは北空知地域を巡り、若者ならではの視点で地域の魅力を切り取っていきます。どんな映像に仕上がるのか、完成が今から楽しみです。
[※1] 北空知信用金庫との包括連携協定の締結(2023年11月24日)
【連携の主な実績】
1.地元高校生のビジネスプランコンテスト支援
2.教育?研究に関する情報交換等の相互交流
3.講演会やセミナー等の開催
4.地域における経済動向、企業動向に関する情報交換