心の手帳 65号(2021年6月)

思い出の田園風景

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 最近は、夏へ近づき驚くほど暖かい日があったかと思えば、春を感じさせる肌寒さに戻ったりと、変動する気候のため、体調管理にも注意が必要となる季節になりました。
 私は、田園風景の中で育ちました。田んばでは4月から5月、稲を植える前に水を入れ耕す「代掻き(しろかき)」という作業がされています。田園一面に水が張ってあると、晴れた日には湖のようになり、水面に空が映る風景が見られます。また、風で波が立ち、海のように見える風景も見ることができました。私は、季節によって表情を変える田園風景の中でも、その風景が大好きでした。
 6月には、ほとんどの農家が田植えを終え、うっすら緑色に田園が染まっていき、「これから育っていく」という期待を抱かせてくれます。

実習生(大学院生)のつぶやき

 コロナ禍により、中々外出をする機会がないのですが、健康のために近くの公園ヘランニングをするようにしています。今の時期は少し肌寒いですが、ランニングをするには丁度良い気温で青い空と多種多様の木々に囲まれているため、緑に癒されてストレス解消にもなっています。しかし、ひとつ問題があります。
 花粉です。私はシラカバの花粉に反応するアレルギーを持っているのです。いわゆる花粉症です。ジョギングをする近くの公園にはシラカバの木がこれでもかというぐらいに生えていて、走っているとふんだんに花粉を吸いこんでしまうのです。最初のうちはいいのですが、後半の方になってくるとアレルギー反応でどんどん鼻からの呼吸が出来なくなってしまうということが起きています。今の時期はシラカバの花粉が大量なのでそればかりはどうにもなりません。でも、どうしてもその公園を走りたいという想いは止められません。我慢して鼻をかみながら花粉と戦う院生のつぷやきでした(Y.S)