こども発達学科

Department of Child Development

【こども発達学科】大学に入って1年目の学生ボランティア

2013.03.28

教職への一歩 授業?課外活動

大学に入って1年目の学生ボランティア

こ発のみなさんの中には、小学校へ行き授業支援を行うボランティアをしている人がいます。
 夏?春休みや休日を利用して小学校や児童会館など色々な場所でボランティアをしてきた
1年生のサトウくんが1年間のボランティアの感想を教えてくれました。

by Kei Saitou

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大学に入ってから1年、さまざまな場所にボランティアに行きました。児童会館や実際の小学校現場、道立教育研究所など、色々なところでボランティアをしていく中で、それぞれのボランティア場所でたくさんのことを学ぶことができました。

児童会館の2日間のボランティアでは学校で見せてくる表情とは違って、堅苦しさのない笑顔を見ることができ、学校と児童会館という環境の違いで、見せてくれる表情も違ってくるんだなということを学びました。それと同時に、児童会館にいるときの表情を学校でも自然に出してくれるようにするには、どうしてあげるといいのだろうかということも考えるよいきっかけになりました。

道立教育研究所の1日のボランティアでは、実際に1対1で子どもたちに勉強を教えるだけでなく、その時間の子どもの問題への取り組みのや間違え方の傾向を保護者の方に説明するということをやらせていただきました。子どもに勉強を教える時は何を一番教えたいのかということだけでなく、答に子ども自身の力でたどり着けるようにすることを意識しながら教えることの難しさを学びました。また保護者の方にどのように子どもの様子を説明すればよいのかとても悩みましたが、子どもの様子を簡単に説明するときに「私が問題のヒントと解き方を教えてあげたらすぐに問題が解けるようになった」とありのままに説明すると、保護者の方も安心したようにお話しをしてくれました。このとき私は、保護者と接する時は、自分を偽らず、ありのままのことを説明してあげることが大切なんだなと感じました。

大学に入って1年目の学生ボランティア
大学に入って1年目の学生ボランティア

長期のボランティアになった小学校でのボランティアでは、講義の中で見る子ども達の姿と、実際の現場にいる子どもたちの姿は違うなと感じました。また現場にいる子どもたちの現状がどのようになっているのかということも見ることができました。学校現場にボランティアに行っていて一番印象に残ったことは、春休みのボランティアの最終日に1時間だけだが授業をやらせていただいたことです。どのようなことを授業でやればいいのだろうかということから、自分が一番何を子どもたちに教えたいのかということを考えて授業を作ることの難しさを学ぶ事ができました。また、1対1で勉強を教えることと、1対大人数で教えることの難しさを身をもって感じることができました。授業以外でも子ども間のトラブルを解決する私なりの方法を見つけることができたり、子どもたちと少しでも早く仲良くなるにはどうしなければならないかということも学ぶ事ができた素晴らしい経験となりました。

2年生になっても小学校へのボランティアは継続していきたいと考えています。

(by I.Satou / D12 Student)

  • 発行日: 2013.03.28