9月オープンキャンパス「こども発達学科」の模擬授業では、小学校の先生になるための講義を担当している松井 光一 教授が授業を担当します。
今回の模擬授業ではその中の体育科の授業を体験できる内容を3つのゲームを用いて実施します。今回はそのうちの1つの紹介です。
オープンキャンパスの模擬授業で行う「たことタヌキ」の実践は、大学1年生の「子どもの体育I」、2年生の「体育科指導法」で学ぶことになっています。
「子どもの体育I」では授業の1回目で、子どもに笑顔が生まれる体育実践として体験し、「体育科指導法」では、小グループに分かれて全員が必ず1回指導者の役を体験します。
「「たこ」と「タヌキ」 の実践
(1)二列に向かい合って並びます。片方が「たこ」チーム、もう片方が「タヌキ」チームとなります。
(2)向い同士が二人組となり、手と手を合わせ寸前で止めて待ちます。
(3)教師が「たこ」と言ったら「たこ」の子どもは「タヌキ」の子どもの手をたたきます。「タヌキ」の子どもはたたかれないようにかわす。という運動ゲームです。
単純なルールですが、児童から大人(教師)まで必ず笑顔が生まれる楽しいゲームです。
同じ人と何回も行わず、どちらかの列の人が一つズレ、新しい人とまたゲームをします。
これを続けていきますと、ズレる時にゲームをした人には「ありがとうございました」、新しい人には「よろしくお願いします」と言う活動が生まれます。
この挨拶が仲間の笑顔を引き出すのです。「論より証拠」!みんなで体験してみましょう。